フリーランスのWEBデザイナーになって6ヶ月たったので活動を振り返る。
今日で27歳になりました。と同時に2014年3月20日から本格的にフリーランスを開始して半年経ったので、半年を振り返って現状感じていることや、反省点をまとめておきたいと思います。
独立にいたるまで
もともとWEB制作会社に勤務していましたが、WEB制作の市場価格の下落と「WEBサイトを作る」ことへの価値に疑問を持ち退社しました。
ネットショップをやりたかったので運営の勉強をするために、通販事業のある会社でネットショップ運営に関わりながら勉強し、独立に至っています。
ネットショップ運営と、ECに関連した自社開発のWEBサービスの運営をしたいと思い独立したわけですが、自分の販売したい商材を扱うには法人化したほうが取引がスムーズであることや、何より資本がないので、最初から商品を仕入れて通販事業を立ち上げる・・・なんて都合のよいことはできません。
法人化して国からお金を借りるにしてもある程度自己資本が必要であることから、2年後に法人化することを目標に、それまではフリーランスとして生活していくことにしました。
活動内容
この半年の仕事内容は主に
- WEBサイトの下請け制作:7割
- WEBサイトの受託制作:2割
- 自社WEBサービスの作成:1割
でした。
WEBサイトの下請けと以前の会社のPPC広告管理が主な収入源でした。
気づいたこと
自社開発と下請け、受託案件の比率
下請けで仕事を引き受けすぎたために、自分がやりたいサービスの開発に力を入れることが出来ませんでした。
下請けとしてWEBサイトを作り続ければ確実に収益があるので生活はできます。
しかし、下請けや、受託案件に仕事の比重を置いては、今はよくても、長い目で見たときにジリ貧になると感じています。
仕事を紹介してもらえなくなった場合に収入源が減るということもありますし、取引先と長く付き合っていくためにはお互いのメリットのバランス維持が重要になります。
そしてなにより、どれだけサイトを作っても自分の資産になりません。
結局のところ、お金を貰ってWEBサイトを作るというのは相手のビジネスの一部であり、自分のビジネスではないのだと思います。
自分でサービスを開発し、人の役に立つものを生み出すことができれば、達成感やモチベーションに繋がりますし、何より自分の資産となりそこから収益を発生させることができます。
とは言え自社サービスが収入源になるまでには多くの時間と生活費もかかるため、受託案件を無視するわけにはいけません。
そのあたりのバランスが難しく、やりたいことができないストレスと、やりたいことをすると生活できないことへのストレスがありました。
辛抱強く、少しずつ受託に頼らない仕組みを作っていかなければいけないと思っています。
サラリーマンとは働き方が違う
決まった時間に起きて出社して、決められて仕事をこなし退社していた頃とは、働き方そのものが違うため、その違和感に慣れることにまず苦労しました。
クライアントとの交渉や金額設定も自分次第なので、一つ一つ決めていくことは大変です。
ずっと自宅で仕事をしているため、収入が少なくなると精神的に不安になり、自分はフリーランスなのか、フリーターなのか、ニートなのか思い悩むことも。。。
少し上手くいって自信をつけ、現実を知って落胆して、一歩進んで一歩下がるの繰り返しですが、進む歩幅は徐々に大きくなっていると感じているので、ほんの少しですが徐々に前には進んでいることを認識することでモチベーションを維持しています。
生活リズムをどう整えるか
これはフリーランスであればよく言われていることですが、生活リズムが狂いがちです。
仕事が溜まってくると朝まで作業をしたり、ここ最近は昼夜が逆になることもしばしば。
家賃4万円の古い木造1Kで生活兼、仕事をしているためオンとオフの切り替えも難しく感じています。
せめて寝室と仕事部屋は分けたほうがいいのかなと。
まとめ
想像していた以上にフリーランスは大変です。
当初は収益を上げることを目的としていましたが、これからの半年間は収益は気にせず、「続けること」を目標に活動していこうと思います。
自分自身のブランディングのためにこのブログを開始し、それからECに関わるWEBサービスを作って徐々に自社サービスの比重を増やしていきます。
あきらめずにコツコツと。
公開日:2014/09/20
最終更新日:2016/04/11